本疾患によっておこる症状の種類や程度には個人差があります

症状とつきあうには

心症状

症状とつきあうための注意点と日常のケア

トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーとともにある生活を、快適ですごしやすいものにするために。
症状とつきあうための注意点と日常のケアについてご紹介します。

※気になる症状があるときは、主治医や看護師、遺伝カウンセラーなどにご相談ください。

心症状

心症状が起きたときの対処法と日常のポイント

トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの患者さんは、心症状が起こることによってむくみ、たちくらみ、息切れや胸がどきどきすることなどがあらわれることで日常生活に支障が出ることがあります。
心症状が起こっても、ちょっとしたケアや工夫で日常生活が楽になることがあります。
むくみによって皮膚が弱くなって傷つきやすくなることがあります。怪我をすると悪化しやすくなるため、毎日足を観察しましょう。たちくらみが起こるとひどいときには意識がなくなることがあり、転倒やケガにもつながります。そのため、座っている状態から立ち上がるときはゆっくり立ち上がりましょう。また、過度の塩分、水分、アルコールの摂取、喫煙は症状を悪化させる可能性があります。栄養バランスがとれた食事を心がけましょう。

心症状が起きたときの対処法と日常のポイント

監修:柊中 智恵子 先生
熊本大学大学院 生命科学研究部 環境社会医学部門 看護学分野 臨床看護学講座 准教授

※トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーは、遺伝性ATTRアミロイドーシス、ATTRvアミロイドーシス、hATTRアミロイドーシス、ATTR-FAP、TTR-FAP、FAPと呼ばれることがあります。

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